職人の技と心
シャトー·ラグランジュが誇る「サヴォワール·フェール（技と心）」、職人一人ひとりが紡ぎつづけ築きあげたエクセレンス（秀逸であること）をモットーとした世界観。彼らの努力と才能こそ、ラグランジュにおけるワインづくりと、シャトー体験でお伝えする魅力の原点といえます。
オーセンティックな魅力、そして細部までこだわった、エクセレンスを追求する姿勢。伝統とイノベーションをバランスよく融和させながら、ぶどう畑のポテンシャルを最大限に引き出し、一層の品質向上に貢献する。シャトー·ラグランジュの職人たちの技と心を感じていただければ幸いです。
アダム社 x シャトー・ラグランジュ
アダム社（Adam）は、メドック地方自然公園区の中心、サンテレーヌ村に拠点を置き、高級パッケージの製造で知られる企業です。多彩な商品ラインナップとフレキシブルな生産体制で、柔軟な生産能力を提供しています。
同社はPEFC森林認証を取得。半径500キロ以内で調達される木材を使用する、サステナブルな生産に取り組んでいます。徹底したトレーサビリティ管理で、フランス産原料にこだわった地元密着型の事業展開を行なっています。
製品、技術、環境、社会責任、以上４つを主軸として、イノベーションにも非常に明るい企業です。デザイン·技術開発部門を設け、製品の品質改良·向上にも積極的に取り組んでいます。企業理念においてもラグランジュと共有する価値が多く、これまでも数々のコラボレーションを重ねてまいりました。
ベルジェ＆フィス社 x シャトー・ラグランジュ
シャトー·ラグランジュと樽工房「ベルジェ＆フィス社（Berger & Fils）」は、強固な信頼関係のもと、これまで30年近くにわたりコラボレーションを進めてまいりました。同社は1950年代にラグランジュにほど近いサンテステフ村で創業。フランスが誇る樽づくりの伝統ノウハウはもちろん、最先端技術にも明るい企業です。
同社は、ワインや品種ごとの個性やスタイルを考慮した、カスタムメイドの樽づくりで知られます。木材の段階から原料を精選し、トースティングから仕上げの工程に至るまで、細部にまでこだわった丁寧な生産です。
ワインのスタイルに寄り添った、こだわりの樽づくり。年に数回、ラグランジュのエノログたちと共に定期的に試飲を行い、緻密な議論を重ねます。ヴィンテージごとのワインの進化や、新しく生まれるワイン特有の個性、そして、新たに整備された区画の性格を敏感に察して、樽をつくる工程の調整に役立てます。ヴィンテージおよびぶどう畑ごとの魅力を最大限に引き出し、細部に至るまで丁寧に対応する樽づくりが同社の強みです。
ベルジェイ社 x シャトー・ラグランジュ
木箱の製造を主な事業とするベルジェイ社（Caisserie Bergey）は創業1952年、ぶどう畑に囲まれたアルサンス村に拠点を置く地元企業です。年間200万点を越す木製商品を製造し、生産総数は500万点に上ります。
長年の信頼関係によって築かれた、極めて専門性の高い生産技術。ベルジェイ社はまさに工芸家と呼ぶにふさわしい企業です。納品される製品のクオリティーの高さ、それはシャトー·ラグランジュとの厚い信頼のあかしです。
同社が使用する原料はフランス海岸松のみ。PEFC森林認証を取得し、ヨーロッパの規格を遵守した生産に取り組んでいます。木材という高貴な素材本来の価値とその永続性の維持·保証に努め、ラグランジュのワインの梱包用に特別にデザインされた同社の製品は、いずれもオーセンティックな美しさが魅力です。
